9月15日(土)
8:00 出発
2人の子どもをチャイルドシートに乗せ、岡本さん宅を出発。普段は新入社員時代からの念願だった三菱車、レッドソリッドのアウトランダーに乗る岡本さん。ステアリングカバーやグリルなど細部にまでこだわったお父さん自慢の愛車だ。「アウトランダーに乗り換えてから運転させてもらえないんです」と奥さんが苦笑いするほど。今回の企画に応募したのも、アウトランダーを購入した販売店の勧めがきっかけ。その車内でいつもたなびいているレッズのフラッグをデリカD:5に付け替え、広島を目指す。「シャシー(車台)やエンジンがアウトランダーと同じなんで、違和感はないです。アウトランダーについているパドルシフトがなくてもスイスイ進む。エンジンのヌケがいいんですかね」と、お父さんもデリカD:5に満足の様子。
お父さんは4月の大分戦、8月のFC東京戦以来、今季3回目の参戦。中学高校の多感な6年間を埼玉で過ごし、故郷・福岡に帰った今でもレッズは生活の一部。レッズ戦が九州近郊で開催されるときは会社の同僚を誘って足を運ぶ。入社から現在まででレッズ戦に連れて行った同僚の数は30人を超える。この日も広島で合流予定だ。2000年10月の大分戦は結婚式の一週間前にもかかわらず、「九州であるのに俺が行かんでどうする」とレッズの試合に駆けつけるほどお父さんのサポートは熱い。
そんなお父さんの思い出の試合は、同じく2000年のJ1昇格決定試合。新婚生活に必要な電化製品を買いそろえるために訪れた電気店でのこと。「俺が見たら負ける」と自分に言い聞かせていたが、友人から届いた「室井退場」のメールがきっかけとなり電気店のテレビに釘付けに。土橋のVゴールが決まったときには、テレビの前でひざをついて歓喜の声を挙げたそうだ。
9:30 めかりPA
九州最後のPA、めかりPAで最初の休憩。天候にも恵まれ、関門海峡から見渡す景色は絶景。
岡本さん一家がこうやって旅行するのは約半年ぶり。2月に鹿児島・指宿でのレッズのキャンプを見に行って以来だ。そのときはレッズの選手たちと同じホテルに泊まり、小野伸二選手からサインもゲット。
10:30 美東SA付近
子どもたちがお昼寝に入ると、お父さんはオーディオのスイッチをオン。車内には「ファースト・インプレッションズ」が流れ始める。「こうやって気分を高めています」(お父さん)。でも、子どもたちが寝ているのでボリュームは抑え気味。「三菱の車を見ると仲間かな?って気になりますよね」
11:30 下松SA
穏やかな瀬戸内海を右手に見ながら快調なドライブは続く。休憩で立ち寄った下松SA。やっくんとゆうちゃんはソフトクリームタイム。トイレも済ませ、さあ出発、というところでレッズのTシャツを着込んだお父さんがレッズサポーターに声を掛けられる。その方々は福岡からバスをチャーターし、約20人で広島へ向かう道中。あれ? その中に見覚えのある顔が。昨夏、お母さんの故郷でもある壱岐旅行のときのこと。お父さんが携帯電話につけているレッズのストラップがきっかけとなり、電話番号を交換したレッズサポーターがそのバスに乗っていたのだ。連絡先は交換していたものの、それっきりになっていた人との再会。「ちょっと乗っていってくださいよ」、ということでお父さんはレッズサポーターで埋め尽くされたバスに乗車。記念に写真を一枚。スタジアムでの再会を誓い、下松SA出発した。
12:00 宮島PA
出発から4時間。広島県に突入したところで、そろそろお昼の時間。せっかくの広島だからご当地グルメを堪能せねば。かきフライと穴子がのった宮島丼と、ボリューム満点の穴子丼で腹ごしらえ。
13:00 広島三菱自動車販売(株)安佐南店に到着
広島ビッグアーチを一旦通り過ぎ、安佐南店へ。スタッフの方に手厚く迎えられ、デリカD:5を停めさせていただく。「あっ、アウトランダーだ」。おうちの車を見ると思わず子どもたちは指をさしてしまいます。
13:30 広島ビッグアーチに到着
家族全員レプリカに着替えて臨戦態勢突入。
14:05 キックオフ
お父さんの会社の同僚も合流。アウェーゴール裏に陣取り、キックオフ。この日の気温は30℃を超え、暑さが体力を奪う。そんな中でも時間の経過とともにお父さんのボルテージはぐんぐん上がり、サポートにも熱が入る。子どもたちもお父さんを見習って「うらーわレッズ」とかわいいコール。ワシントンの4点目が近くで見られてよかったね。4-2の快勝にお父さんも会心のガッツポーズ。
17:30 広島三菱自動車販売(株)安佐南店を出発
勝利の興奮も冷めやらぬまま、デリカD:5を停めさせてもらった安佐南店を出発。やっくんは帽子を脱いでサイドミラーで髪型をチェック?
19:30 広島ぢゃけん
この日は広島駅近くに宿泊。ひとまずチェックインを済ませて、その後、路面電車で広島市内のお好み焼き&鉄板焼き屋「広島ぢゃけん」へ。家族全員が楽しみにしていた広島風お好み焼き。カキやシーフードが入った多彩なメニューに思わず目移り。ほおが落ちるほどおいしい広島風お好み焼きに箸も進む。あまりのおいしさにやっくんは思わず「これ、おうちでつくって」。高いハードルを課されたお母さんは苦笑い。でも、しっかりお好み焼きソースをお土産に買っていました。
21:00 広島市内に宿泊
ホテルでレッズサポーターを発見。路面電車の駅でもレッズのレプリカを来たサポーターの姿が。
9月16日(日)
10:00 JR広島駅を出発
朝方に降っていた雨もすっかり上がり、2日目も幸先良く出発。
11:00 大和ミュージアムに到着
日本の戦艦の模型などを展示している呉の大和ミュージアム。子どもたちを楽しませるためかと思いきや、実はお父さんが戦艦好き。子どものころはいろいろな戦艦のプラモデルを作ったりしていたそうです。携帯電話のカメラを手に撮影を開始。子どもたちより楽しんでいた? 1/10スケールの戦艦を見て、やっくんは「これ、どこで売りようちゃろうか」と愛くるしい一言。
博物館の外は、瀬戸内海が広がり潮風が感じられる。ここで偶然、ワニに遭遇。最初は怖がっていた子どもたちでしたが、そこはさすがお兄ちゃん。やっくんは恐る恐る背中を触り、「かたーい」と興奮気味。ゆうちゃんは最後までお母さんの手を握って離さない。もうちょっと大きくなれば触れるかもね。
13:00 昼食
14:00 大和ミュージアムを出発
1泊2日の広島遠征も折り返し。ここから帰路につきます。
14:20 天応料金所
天気予報はくもりだったのに、このあたりから雲行きが怪しくなる。九州まで天気が持つかな。
14:30 広島市内にて初めての給油
15:20 廿日市付近
局地的な大雨と渋滞に見舞われ、ワイパーの動きが早くなる。ドライバーのお父さんは一層集中。後列からはお母さんとゆうちゃんの寝息が。お父さんは助手席のやっくんとしりとりをして気を紛らわせる。
17:20 壇ノ浦PA
雨足も弱まった。みんなが眠っても、お父さんのドライブは続く。カーナビの「2時間がたちました。休憩しませんか?」の機械音に張り詰めた緊張が解け、思わず壇ノ浦PAに立ち寄り。対岸には九州が見える。あと少しで到着だ!
18:35 自宅目前。ヤフードーム付近
九州都市高速を抜けて家までもう少し、というところで最後の難関。デーゲームでプロ野球が開催されたため、ちょうどこの時間、ヤフードームの周辺は大渋滞が発生。普段は10分も掛からない距離なのになかなか進まない。うーん、もう少しなのに。焦る気持ちを抑えつつお父さんはセーフティードライブ。
19:00 無事到着
1泊2日、走行距離約670kmのロングドライブも終了。レッズの勝利に満足したものの、ずっとハンドルを握っていたお父さんはちょっぴりお疲れモード。でも子どもたちは小雨が降りしきる中でも、車を降りると同時に愛車(自転車)にまたがり、元気いっぱいでした。
(追記)
今回のレポートは10月12日発売の『浦和レッズマガジン』11月号にも掲載されます。








